2015年振り返り

ちょっと早いけど。

去年も記事書いていたので、今年も踏襲してみる。


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去年の今頃は、今年3月にローンチを控えていたサービスの準備が佳境に入る中、色んなトラブルで予定日にローンチできない疑惑が持ち上がり、一週間の睡眠時間が1ケタの週もあったくらい忙しかった。「もうこんな会社やめてやる」という言葉も吐けないくらい疲れきっていた気がする。


そんな状態で始まった2015年だけど、今年はどんな一年だったのか。なんというか強いて言うと「良くも悪くも楽しく過ごせた一年」であったと思う。




・教育領域において自分がやりたいことを、所属する会社の仕事のみで100%実現できなくてもいいじゃんと思うようになり、なんだかとても肩の力が抜けた。たとえば70%分は会社で、20%は社外の活動Aで、残り10%は社会の活動Bで、みたいな。


・だから、会社に不満に感じることがあっても、すぐにストレスだの転職だの考えなくなり、まあいいやと。その会社やコミュニティごとに、Do'sとDon'sを分けて集中しようとしたことで、色々といいサイクルが回るようになったと思う。


・自分の生活の中に、自然と仕事や教育のことが「そこに在る」かんじ、がとても心地よい。夜お風呂あがった後に何の気なく広告の効果ログを見たり、朝ベッドの中で寝ぼけながらtwitterで自分のサービスの呟きを見ることが、ワーカホリックというよりは、自然とできていた。逆に仕事中でも、疲れたら皇居にブラブラ歩きに行ったり、午後は家でのんびり仕事したりと、真剣に仕事をしながら、それと同時に気楽に過ごせていた(これは会社から、そういう働き方もいいよと認めてもらえている部分も大きい)。


・一方で、けっこうな期間を一緒に過ごした人と(一緒に住んでもいた)、お別れすることになったりして、それはけっこう本当に辛かった。あのときは余裕がなかった、今ならまた違った接し方や伝え方ができた、とか色々思っても、いまさら時間は戻らない。


・そろそろ落ち着きたいw


前にも書いたけど、毎日楽しい中で、その楽しさにかまけて1年間終わってしまった。自分が磨こうとするものや、意識や目的なくただ毎日を過ごしてしまっている自分は、もう会社に入ってからずっとだし、本当に危機感もって時間の使い方を変えなきゃまずい。


・とてもよかったのは、オンライン教育サービスの立ち上げを、しかも海外で、好き勝手にやらせてもらえたこと。コンテンツ、マーケだけでなく、プロダクトの開発から法務、人事など、ある程度全体が見通せるようになってきた。飛行機の移動は疲れるし、友だちに会える頻度も減ってしまったけど、とてもおもしろい。全く飽きない。





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今年よく聴いた曲。

・春の歌

https://www.youtube.com/watch?v=MgcE9EZahOU

・Uruさんシリーズ 

https://www.youtube.com/watch?v=sNbsjw6K5z0&index=54&list=PLLdqzc5SkMbJ2htHeDu4HSCS58Y1w1Il2



今年一番よかった本。

35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画(藤原和博

藤原先生に4月マニラで、お前いま何歳だっけ?と聞かれて、25ですと答えたら、頂いた御本。「10年後の自分を、今日から毎日妄想しろよ」と言われたのに、できていない。来年こそ。



最後に2つ。

やっぱり、日本の子ども達に向き合う時間は持っておきたい。メシの食える大人を育てるために、どんな武器を授けてあげるのか(それは五教科やプレゼンテーションスキルみたいな議論だけでなく、マインドや哲学的なことも含めて)、そうした部分に、もっともっと寄り添いたい。そのアウトプットとしての形が、最終的に何かのサービスなのか、企業買収なのか、目の前の子に対する指導なのか、それは手段としてできるようになりつつ。


あと、来年もこの調子で行けるのかは全くわからない、が、決めていることもあって、人との時間を大事にする。入社して二年半くらい、仕事のことしか頭にない時間の過ごし方をしていたけど、日常の中に仕事が在るように、日常にいてくれる人を、大切にしたい。ただあたりまえのことをする。




よいおとしを。